専門店だから修理・再生も高品質をお約束
当店は無垢家具専門のお店ですが、長年にわたり家具の修理・再生も承っています。例えば、病院の待合室の長イスや、会社の応接用のイス・社員食堂のイス、思い入れのある椅子・ソファ・テーブル・箪笥などと実績は豊富。福岡筑紫医師会の指定店にもなっています。
先日もご両親が大切に使われていた長イスを息子さんが修理できないかというご相談を受けました。ご両親が住まわれていたおうちが老朽化したため取り壊すことになったのですが、長年にわたって使っておられた長イスが残り、捨てるにはしのびないと息子さんが修理を申し出てこられたのです。
当店でさっそく拝見すると、座面の張替えと全体的なぐらつきを直せば、十分、再生可能と判断し、お引き受けいたしました。
この場合、座面の張り替えはそれを得意としている職人さんに、ぐらつきはその修復が得意な職人さんにお願いしました。
そんな座面張り替えやぐらつきだけではなく、イスのフレームの塗り替え、ソファのウレタン取り替え、出張も可能なクリーニング、テーブルの再塗装、タンスや桐ダンスの再生、さらには造り付け家具の塗り替えなども承っています。
どうしてこういう作業が可能かといえば、当店は無垢家具の販売を通して各地の職人さんや工房さんとは深いお付き合い。それぞれの得意分野を熟知していますので、修理・再生・再塗装・クリーニングもお手のもの。もちろん、高品質の仕事をお約束します。
当店購入品ではなくても修理・再生は大歓迎
受注の流れを説明しますと、まずはご相談をいただき、現状を把握します。ご相談いただければなんでも再生できるわけではなく、まず再生が可能かどうか、判断させていただくところから始まります。
最近はメールに写真を添えてご相談いただくケースが多いのですが、もちろん手紙に写真を添えてとか、電話でやりとりしながらでも構いません。その時点で判断させていただき、可能と判断したら現物を見させていただきます。
木を主体に使っているものでしたらほぼ再生は可能です。しかし、椅子の張地とフレームが接着剤で張り付けられ、一体になったものは不可能です。輸入家具を中心に張地のソファは革自体の価格が高いことが多いため、張り替えるより買い換えた方がよいというケースもあります。
一時期、消費は美徳という風潮があり、古いモノを捨てる傾向がありましたが、もともと日本人はモノを大切にする国民。特に家具は長く大切に使いたいという人が再び増えて、修理・再生の需要は高まっています。
当店はそんなみなさまのお手伝いをさせていただければと考えます。
家具はきちんとお手入れさえすれば数十年は持つもの。できれば、大切にいつまでもご愛用いただきたいのです。その思いは職人さんも同じです。
ただ、家具は毎日の暮らしの中で気づかないうちに傷んでいる場合もあります。もし「ふだんと違うな」と感じられたらお気軽にお電話をください。当店購入品ではなくても大歓迎いたします。