椅子
ご結婚のタイミングで購入されたダイニングセットのチェアです。ご家族とともに過ごされて30年、いろんな思い出の詰まったチェアです。ご新居に移られるタイミングで張替えのご依頼をいただきました。お部屋の内装やカーテンと一緒にコータルコーディネートされ、生地はイギリスのサンダーソン社、麻混の上質なものをお選びいただきました。共布のクッションもあつらえて、背当たりをよりよく、交換した中材のウレタンも厚めにして、ゆっくりくつろいでいただける仕様になりました。緩んだフレームの固定もしています。
永年愛用されているダイニングチェアの背の籐の部分が経年劣化で破れてしまいました。
染色された籐のシートで張替えています。張替え前の籐は塗装されていましたが、ところどころ塗装剥がれもありました。今回の籐のシートは予め染色したシートですので剥がれの心配はありません。数年前に張り替えた座の張地のともにまた永くご愛用いただけると思います。
座面の張地(本革)のひび割れ、及びクッションのへたりが目立っていました。
張地をレザーに変える事で、色の効果と質感も加わり、椅子自体の雰囲気パッとが軽やかに明るくなりました。
このように木部フレームの上に座面が乗っている形状の椅子であれば、ほぼ新品の座に再生出来ます。
ココ最近メールでのお問い合わせが増えて参りました。今回のS様もメールでのお問い合わせが
始まりでした。永年ご愛用されていらっしゃるナガノインテリアさんの木製回転式ダイニングチェア
の座面が擦れてしまい椅子の張り替えが出来るところはないかお探しのところ当店をお選び頂きました。